帰宅

今回の出張のお共につれていった本は、
私の大好きな塩野七生の『海の都の物語』(上・下)。
やっぱりこの人の本は面白い。
日本国内ではそうそうお目にかかれないような資料に、
きっちりと目を通すことから生まれる躍動感と臨場感がある。
歴史が好きな人(歴史物が好きな人ではないあたりがミソ)には、
かなりお奨めの作家。
是非どうぞ。
 
 
 
 
 
 
今日の感想。
『海の都の物語』が上・下巻に分かれたのならば、
やはり京極堂シリーズの文庫版も上・下巻に分けるべきなんだ。
鉄鼠なんて、あれは人間が左手のみで支えられる限界を突破しているとしか思えない。